イスファハーン観光と出会った人々

はじめに

さてさてイスファハーンで宿泊する宿はテヘランでも泊まっていたヘリテージホステルの系列店です。

テヘランで事前予約で割引サービスとあったのですが、個室のみの適用らしいですね。

私はドミトリー派ですので使えませんでした。

割引なくても価格はテヘランよりさらに安いし相変わらず朝食付きときていますから十分です。

さて今回はイスファハーンの散策に出かけてみたいと思います。

イマーム広場

まずはイスファハーンといえばまず最初に思いつく場所かと思いますこちら。

かつては「ここには世界の半分がある」と言われたそうです。

この辺り一帯は見ていて飽きないほど色々なものがそろっています。ボケーっと広場に座ってくつろいているだけで十分楽しめますね。

広場を歩いていてもよく声をかけられます。

中には日本語話せる人とかもいてこれが結構上手なんですよね。

私があった限りではトルコ人的な詐欺師はいませんでした。

中にはチャイを勧めてくれてお店の中で話して出ていくだけなんてのもありです。買おうにも絨毯屋さんとかなんで買えないです笑

とにかく迷路のようにアーケードが広がっていて、歩いていたら別の出口から出てまた広場に戻ってくるって感じで迷路の中でも歩いているかのような錯覚に笑

日頃荷物になるのでなるべくものは買わないようにしているのですが、何か購買欲を掻き立てられて買ってしまいました💦

正直いる間に毎日のように通いました笑

何をするってわけでもないんですが…。

モシロモルク ヒストリカルハウス

ここはイマーム広場からも近い場所です。

セットで回るようなコースなのかなって感じです。入場料が2,000,000レアルで一階はレストランになっていて食事もできるようです。

2階から先は綺麗なステンドグラスや歴史的な展示品が飾られています。

上手く写真が撮れれば映えスポットになるのかな?イラン人らしき女の子たちががんばって撮影していました。

こんなジブリのアニメに出てくるような?昔の電話。

他にも多数展示されていたのでこの手のものがお好きでしたら行ってみる価値はあると思います。

 

ファイヤーテンプル オブ イスファハーン

ここはイスファハーン中心部からやや離れています。

スナップで普通に行けばよいのでしょうけど、何だかそれもつまらないのでヒッチハイクで向かいます。

行きに乗せてくれた人は英語も上手で色々とためになる話をしてくれましたね。

まぁみんな口を揃えて言う事は、「いい人ばかりじゃないから気をつけて」ってこと。はい。前回の財布スられそうになったことで懲りてます。

無事にファイヤーテンプルまで乗せてもらいました。

この後に行こうと思っているヤズドでもファイヤーテンプルは見れそうでしたが、ここは行ってよかったと思いました。

個人的にこういった類のものが好きということもあるんですが、丘をのぼってから一望できる眺めにあ圧巻されてしばらく座り込んだままぼーっと眺めていましたね。

帰りは乗合タクシーに便乗させてもらって中心部まで帰ってきました。

一緒に乗っていたおっちゃんにホステルの地図を見せたらバスで行けると言って乗るバスまで教えてくれました。。

しかし乗ったはいいもののバスの運賃の支払い方法がわからずに困っていると、綺麗な身なりをしたご婦人が一緒に払ったからいいよって言ってくれて、その後も孫の写真など見せてもらいながらバスの中でほっこりしたひととき。

そのままイマーム広場の近くまで帰ってきました。

夕暮れ時のイマーム広場はこんな感じ。夜もまたいい感じですよね。

チャイニーズ ホットポットパーティー

そしてそろそろホステルに帰ろうかと思っているところで、中国人の友達から連絡が。

彼女とはテヘランのホステルで出会ってからイスファハーンに行くとは聞いていたのですが、途中に別の町に寄ってから着いたそうです。

ホステルには中国人旅行者が多くいたのですが、彼らと一緒に鍋パーティーをするから一緒に参加しないかとのお誘いでした。

もちろん参加するよということでホステルに戻ります。

記事の更新の日付とは少しずれていますが、ちょうど中国では新年を迎えた後だったそうで、みんなで新年の鍋パーティーしようという企画でした。

私以外は全員中国人。私に気を遣ってくれて英語で話してくれます。優しい。

中の1人が車でユーラシア大陸を横断してきているということで、コンロやら中国の調味料やらを持ってきていたので材料だけ買い出ししてから鍋の準備。中国人の作る本場の火鍋。

ライトまで準備して開始。残念ながらお酒はムスリム国ということで飲めませんでしたが、ギターを弾きながら歌ったりと楽しいひとときとなりました。

火鍋美味しかったなぁ。

イラン家庭訪問

そしてパーティもお開きとなり片付け終わったところで、今度はテヘランのバスステーションで出会ったリズから連絡が。(テヘランからイスファハーンへ)←前回記事

今からウチに来ない?というお誘い。時間はもう22時をまわったところだったのですが、翌日には出発しようかと思っていたところだったので、チャンスは今日しかないなと思いお邪魔することに。

ホステルの場所は教えていたので迎えに来てくれました。

到着してみると大きなマンション。大家族が出迎えてくれました。

もうお腹はいっぱいと伝えると一緒にシーシャを吸ったりしながら雑談に花咲きます。

リズの旦那さんは元ハンドボール選手でイラン代表として日本にも来たことがある有名選手らしく。背が高くイケメン。何と私の故郷の広島にも行ったことあるよと宮島で撮った写真まで見せてくれました。

イランの実情は世界で認識されていることと随分と違うんだなと感じましたね。

そしてイランの人々は世界からイランをどう思われているのかにもとても敏感だと感じました。

やっぱり現地の人々と直接話してみないとわからないことは沢山あるんだなと再認識した一夜でした。

最高な家族写真

おわりに

今回はイスファハーンの町の紹介と個人的に出会った人々との交流を書き綴ってみました。

自分は基本的には内向的な人間でガンガン繋がりを作ろうとするタイプではないんですが、それでも旅をしていると自然と生まれる繋がりがあるんですよね。

本当に世界って思っているよりも優しいんだなってつくづく思う今日この頃です。

次回はイスファハーンから次の町に向かっていきます。

ではでは‼️