ティラナのバスターミナルまではバスで向かいます。
ホステルの人に尋ねると親切に教えてくれました。
こういった場所ではGoogleの乗り換え案内はあてになりません。
バス乗り場でも声を掛けられ、「ターミナルに行くよ」というと「白いのに乗りな」と教えてくれたり。
知ってるけど有り難い。ティラナ大好きです。またいつか。
そしてバスに揺られながら約2時間。北の町シュコーデルに着きました。
なぜこの町にやってきたかというとなんとなくです笑
次に行く目的地も決めていないまま北にとりあえず進もうかなといった安易な気持ちで来てしまいました。
当然なにも調べていないので町に何があるのかもわかりません。
ホステルは前日予約していたのでまずは宿に向かいます。
着いてみるとホステルとは書いてあるけど名前が違うよう。
2階だっので上がってみると別のホステルの名前と一緒に予約したホステル名も書いてあります。
ドアを開けてみると中は薄暗い。人のいる気配がしないですがとりあえず呼んでみます。
やっぱり反応なし。
外に出て左側に回り込むともう一つ扉があり張り紙にWhatsAppのナンバーが見えました。
とりあえずホステルのWifiパスワードもゲットできたので掛けてみます。
何度か掛け直しているとようやく繋がりましたがおばちゃん声で英語が通じません。
電話でこれだとかなり難易度高く単語を連呼してなんとか意思を伝えます。
どうやら今からすぐそちらに向かうということになったよう。
しかし30分たって何となく不安を感じ電話してみると繋がらない。
それから英語で「ホステルはやっていない。泊まれません。」とメッセージが届く。
なんじゃそりゃ??いやいや、すぐ行く言うたやん笑
これには頭にきましたがもうどうしようもないので別のホステルを急遽探します。
幸いここのWifiが使えるのでモバイル通信をもっていない私には助かりました。
歩いて10分くらいのところにいい感じの宿を発見!!値段も手頃で新しい。朝食付きという神対応。
地図はこちらです。
ここはカプセルホテルのようにドーム型になっているのでプライバシー面でも万全。
ロッカールームも別にあり鍵付きでサイズも大きいです。
コモンエリアやキッチンも大きくキレイで文句なしでした。
さてチェックインを済ませて町の様子を見に散歩に出かけます。
ホステルに来る時に通った道とは逆に進んでみるといきなり繁華街エリアに突入。
全く期待していなかったのにオシャレな雰囲気がただよう通り。
あとからわかったのですが、こちらはオーストリア建築家のデザインで再建されたメインストリートだったようです。
メインストリート以外はそんな感じではないので取ってつけた感は否めませんがいい感じでした。
毎度定番の缶ビール片手に人通りの多いベンチに座って町行く人をウォッチング。
その後はメインストリートを越えてぶらぶら歩いていたら屋台を発見。地元の人らしき人が数人並んでいたので参加してみます。
ティラナでも食べた肉を練って指の長さくらい伸ばしたものをパンに挟んで売っているやつです。
一つ注文したら、ほんとに肉を一つだけ渡されてしまいました。
ジェスチャーでパンを指差すとハーフサイズを無料でつけてくれました。
めちゃくちゃ安いなと思ったら個数単位で売っていたんですね。
どういう設定になっているのか謎です。
一個12Lek(約20円)だったので好きなだけ注文してパンに挟んで食べるというシステムっぽいです。
街歩きを終えて宿に帰り早めに就寝です。
次の日。
目覚めもよく運動をしに屋上へ。
このホステルは2階より上はホステル所有になっているようです。
屋上に上がるには非常階段っぽいスロープを登ることになりますがいけました。
その下がコモンエリアとキッチンスペース。
朝食付きとはいっても材料を無料で提供してくれるというだけで作るの各自でというスタイル。
欧米人の気さくな若者が声を掛けてくれました。
彼の名前はニコラス。
アメリカ人で大学を卒業後に世界を旅しているそうです。
このパターンの若者にはよく出会います。
日本のように新卒就職しないといけないといった価値観はなく、しばらく世界をまわって見聞を広げた後に母国に帰り就職をするそうです。
聞いて納得。そりゃそれがいいですよ。
そして日本食レストランでバイトしていたこともあるらしく日本の文化にも興味を持っているそう。
一緒に朝食を作り食べます。
彼はコソボからやってきたらしく今日は今からクロアチアに向かうそうです。
情報交換をしているとコソボに向かうのに良いバス会社を教えてくれました。
というかコソボにはそのバス会社でないといけないそうです。
何やら政治的な背景があるようですがそれなら行けるよとだけ理解しました笑
ということで行き先は何となくコソボに行ってみよと決まりました。
この日はコモンエリアが快適過ぎてPCと向かい合いながらほとんど一日過ぎました。
その感にバスの予約やホステルの手配などもしたのですけどね。
夕方になってアルバニア料理って食べていないよなということになり翌日アルバニアを出国ということでレストランに。
何となく看板を見て気になっていたお店に行ってみます。
前日の日曜はお休みだったのですが今日はやっているよう。
おしゃれな感じというよりは一人でも気軽に入れる食堂といった雰囲気です。
お店の店主もいい感じ。見た目よりボリュームがあってお腹いっぱい。しかもビールもつけたのに安さに驚きました。
しかし私としたことがレストランの名前も場所もはっきりと覚えていなく…
ストリートビューでも発見できませんでした。
ホステルからメインストリートとは反対側の大通りを左に曲がって道沿いに行った場所ってことは覚えているんですが。
青と白のギリシャっぽい看板ってのが目印です(情報少なすぎ笑)
こうしてアルバニア最後の夜はいい感じにふけていきました。
ではまた!!