テヘランからイスファハーンへ

さてテヘランの滞在も1週間経ちました。そろそろ次の町に移動しようかと考えていたところです。

イランの次はアフガニスタンに行こうと考えているのでアフガニスタン大使館に。

イランの休日は金曜と土曜なのですが、ここは木曜と金曜が休みのようです。

時間も朝8時から16時となっていますが昼休憩とか普通にあって、しかも午前中しかやっていない日?とかもあるそう。外れると何度もくる羽目になります。気をつけてください。

即日発行の場合は130ドル(約18,800円)?定かではないのですがそれくらいするようです。

2、3日待っても大丈夫なら80ドル(約11,600円)ほどでできます。これが国境の町マシュハドでは即日発行しか選べないので安く抑えたい人はテヘランで取得しておくことをおすすめします。

その際に証明写真が必要ですが、これは申請する場所で撮ることができます。

ちゃんとカメラで撮って加工までしてくれて数百円くらいでした。

その後担当者から軽く面接があるだけで後日取りにいけば大丈夫です。

これも後から知ることになるのですが、これとは別にアフガニスタン政府(タリバン)が発行する観光入国証明書のようなものが必要な場合があります。

そこらへんもはっきりとしないですが、私はその後バーミヤンで宿泊の際に求められてバーミアンにある政府機関に取りに行きました。

それもカブールで取れば無料なのですが、役人の懐に入るであろうお金を要求されて払うはめになりました笑それものちのち書いていこうと思います。

テヘランでお気に入りだったケバブ屋さん。アリという少年といつもヘイーってやるのが日課でしたが場所をピン留めしてなかったので紹介できません。すみません。

テヘランに来る際にバスの中で助けてくれた女の子(エレバンのおすすめレストラン。テヘランへバス移動)とその後も連絡を取り合っていて、また会おうよって話はしていたのですが何だか都合がつかずに会えず仕舞いなのかなって思っていたところ。

連絡してそろそろテヘランを出ようと思うんだって話をしたら、絵が好きだったらおすすめの画廊があるから行ってみてと返信が。

その数10箇所以上笑。全てテヘラン中心部にあって歩いて回れる範囲だったし行ってみようとその日適当にコースを考えながらまわり始めて2箇所目。なんとその子がいるじゃなですか。

「なんでここにいるの?」と私が驚いていると「一緒にまわろう」って言ってくれて一緒にまわることに。

あまりはっきりとは話してくれないので正確にはわからないのですが、敬虔なイスラム教徒は男女で待ち合わせて出かけるという行為もよろしくないのかなという感じたんですよね。

だから偶然だったらよかったのかと何となく納得。その後わかったのですが、男女で食事を一緒にすることも禁じられているらしいです。

だからご飯に誘っても何となくはぐらかされていたんだと少し安心。単純に嫌なだけなのかと思っていたので。

束の間のデート気分を味わい。カフェでお茶をして別れました。何だか淡い思い出になりました。

そしてアフガニスタンのビザを無事に受け取ってからイスファハーンのチケット探しでネット検索。

できれば翌日昼出発したいと思っていたのですが、チケットが見つかりません。これはバスステーションに向かった方が早いなとなり向かいます。

駅に着いたところでコーヒーを購入。

バスステーションに着くと後から男性が声をかけてきました。コーヒー買ったお店の店員は友達で、助けてくれと頼まれたとのこと?話を聞くとISUZUの自動車整備工場に勤めていて日本も大好きだということ。

とてもフレンドリーな若者で私がバスチケットの事を相談すると探すのを一緒に手伝ってくれるということになりました。

バスステーション内の2階は円を描くようにバス会社のチケットカウンターがぐるりと一周ある作りになっています。一社ずつ訊いてまわってみますが、明日の昼チケットは見つかりません。

そのうちに男性がネットで自分が予約できるから大丈夫と言い、カフェにでも行こうと言ってきました。

うーん。明日のこと決めてからにしたいんだけどなと思いながらもネットで予約できるのならいいかと思い男性の知っているというカフェに。

タクシーを見つけようとしています。そんな遠いところ行かなくても近くにあるのになーっと思いながら付いていくと、そこはまだ開いていませんでしたが、中には店員がいました。中が薄暗くてなんとなく怪しい雰囲気はしていたのですが。この辺りからなにやらこいつ臭うなと思いだしてきました。

言ってることが二転三転しているし何か自分を拘束しようとしている気がしてきたのです。

予約はいつできるの?と訊いても何かはぐらかされてしまいます。

結局近くの別のカフェに行ったのですが、何か男性がソワソワと落ち着きがないように感じてきました。

通りを歩いていたらもらったくるみ。

30分くらいそこにいた後に外に出ようとなり、しばらく歩くとここに座ろうと歩道の脇にちょうど座れるくらい高さの花壇の端指さしてきました。

2人で腰をかけると距離がやけに近いなと思いました。もしかしてゲイなのか?いやいや何か違うぞ。

その時です。私が背負っていたリュックから何かゴゾゴゾと触られているのを感じました。

その男性がリュックのジッパーを開けようとしていたのです。

彼は事前に私がリュックから財布を出すのを確認していてそこを狙った犯行でした。

最初は薄暗いカフェに誘いリュックを置いてトイレにたったところを狙おうと思っていたのでしょう。

しかし当てが外れてしまい強行的にスろうとしてきたわけです。

怪しいとは思っていたけどこれにはビックリ。すぐに席をたち彼と離れました。

しばらく付いてきて何やら言っていましたが、私が付いてくるなと言ったら去っていきました。

イランに着いてからいい人ばかりと出会ってきたので衝撃でしたが改めて油断は禁物だなと思った出来事でした。

仕方なくまた元のバスステーションに戻り再度、夜の便も含めて探してみると明日の夜ならあるとのこと。

しかしなぜか予約が出来ず明日の夜また来いとしか言われません。

仕方なく予約もせずに帰ってきました。翌日はあいにくの雨。しかし午後になってから晴れてきました。

現金が心元ないのでホステルでカードを使って現金化、系列店にも行きそこにある現金もカードで支払い現金化。

なにせアフガニスタンを抜けるまでは手持ちの現金だけでの旅になります。多いに越したことはありません。

そしてバスステーションに向かいます。23時出発のバスですが20時くらいには着いて座って待っていました。

待合いの長椅子に座っているとイラン人の女性たちが話しかけてきてくれました。

彼女たちは姉妹でイスファハーンにこれから帰るそうです。お菓子を分けてもらったりしながら雑談。イスファハーンのおすすめなど教えてもらったりしていい感じの時間。

30分前になり受付に行ってみるともう通常のチケットは売り切れたよと…VIPだったらあるよと高い席を買うように促されました。

「話が違うじゃないか?!」と猛抗議。するとあっさり用意しました。

なんだったのかと思っていたんですが、この後もこの手の席ナイナイ詐欺に悩まされることになります。

イラン人の女性たちと同じ便かなーって言ってたんですが、ちょっと違ったようです。

泊まる予定のホステルに近い場所に家があるそうで、またイスファハーンで会おうよって言って別れました。

そしてバスは明け方に到着。

タクシーの客引きは避けながらローカルバスで市街に向かおうとがんばっていたんですが、たまたま尋ねたイラン人カップルがスナップ(イランのテヘランへ。おすすめホステル、おすすめアプリ)でタクシーを呼んでくれました。

「多分乗り換えが大変だし、タクシー安いから」って。そのままバーイって行っちゃいました。なんて優しいんだ‼️感謝感謝。

タクシーでホステルの前まで到着。アーリーチェックインを利用してそのまま入りベットで爆睡。

バスの中では睡眠不足になりがちです💦

さて次回はイスファハーンを散策してみたいと思います。

ではでは‼️