急遽メスティア行き決めました
相変わらずです。ジョージアに沈没しています。
トビリシのオールドタウンにAirbnbで宿を借りていたんですが、急遽遠くに行きたくなったのでメスティアというジョージアの北西側ロシアの国境にも近い街まで行くことにしました。
調べてみると行き方は大きく二つ。マシュルートカーかトレインです。
狭くて暑い揺れるマシュルートカーに比べたらトレインの方がよっぽど良さそうということで、当日駅に向かってみると、1時間前に着いたのですがチケットは既に売り切れていました。
意外に人気でネット予約で埋まってしまうということが予想外。
朝の一本しかないということも拍車をかけていると思います。
荷物もまとめて朝出てきたのもあってこのまま出戻りする訳にはいかないということで、今度はマシュルートカーを探して彷徨うことに、同じくステーションスクエアの駅近くから出ているのがあるということは調べてから知っていたのですが、これも朝の一本しかないらしく既に出ているということ。
ディドゥべの駅近くにはまだ向かう便がでているとの情報を得て向かいます。
ここへは乗り換えが必要のような気がしたんですが「メスティアOK!!」とおっちゃんがいうものでそこへ乗り込むことに‥
最初にズグディディという街を経由していくとのこと。
60ラリで行ってくれるということで渡したのですが、途中の休憩の時にドライバーが気が変わったのか30ラリを返してきて「乗り換えろ大丈夫だ」的なことを言ってきます。
まぁ大丈夫かなとズグディディに着いてみると、ドライバーが今度はタクシー に乗り換えろと言ってきました。
面倒くさそうに「ノープロブレム、ノープロブレム」を連呼してきたのでこっちも面倒くさいなと思ってそのまま乗り込むと、メスティア行きのバス乗り場まで連れて行くとのこと。
ドライバーのおっちゃんはフリーだと言っていたのできっちり料金は請求されました。
メスティア行きも40ラリで結局は思っていたより高くついたのですが結果無事に着けたのでよしとしましょうか。
着いた頃にはもう夕方。明日から合計4日間合計70kmのトレッキングが待っているので早めに休むことにします。
1日目Zhabeshiを目指す
そして次の日。
メスティアトレッキングというのは、1日歩いたところに丁度良い感じで街がありそこに宿泊するスタイルというのが一般的らしいです。
キャンプという手もありますがこの距離を歩きながらキャンプ用品を運ぶのは過酷です。(友達の中国人の女の子はやってのけたそう。凄い。。)
1日目はメスティアからZhabeshi(ザベシ?)という街まで移動します。
調べたところこの日のコースは勾配が少なくそんなにキツくないということでしたが、個人的にはかなりキツかったです。
というのも道を間違えてしまい急勾配に余計な距離を歩く羽目になったからですが。
初日は特に歩いている人数も多かったので付いていけば道に迷うこともなかったはずなのですが、なぜかはぐれてしまったのでそれがいけなかった。
初日は宿をネットで予約していたので宿に向かって一直線。先にメスティアに行っていた旅仲間の情報では一般的に宿で夕食と翌朝の朝食付きで泊まるのが一般的なようです。
それもそのはずで、1日中歩く中で食料を持って歩いて、その後調理しようという人は中々強者だと思います。
しかし宿の料金が安かったのが気になったのですが(多分15ラリとか840円くらい)1日歩いて疲れていたので、「夕食と朝食いるよね?」というおばちゃんの頷くしかしなかった訳です。
夕食はその日に泊まる人達とシェアで同じ食卓を囲むというのがこの辺りの宿の主なスタイルらしいです。
この日はベルギーから来たという学生のカップルと3人の食卓。たっぷりの食事とワインがデカンタでたっぷりと出てきたのですが、疲れもあってあまり飲めず…
食事はスヴァネティ地方の伝統的なスタイルの感じっぽい。こんな感じです。この塩っぱいチーズなんて名前なんだろう。なんか好きです。
若いカップルなのに何か大人な感じで何を話したのかあまり覚えてないんだけど、いいなーって思いましたよ。ちなみにベルギーでベルージ?みたいな発音なんですね。
最初言われた時に分からなくて次の日発覚しましたとさ笑
2日目Adishiに向かう
そして二日目。
朝出発の時に聞いていなかった料金を聞いてショック70ラリ(約3900円)だそうです。
まぁ日本で2食付きでこの値段なんて考えられないくらい安いですが。
こういうこともあろうかと現金は多めに持ってきているので安心です。
そうここは完全に現金社会でATMはメスティアを出発以降はないので現金切れは命取りなのであります。旅仲間から多めに持っていくようにアドバイスをもらっていたので追加で下ろしておいてよかったです。
さて出発、この日はZhabeshiからAdishiという街までのトレッキング。
1日目よりはきついコースと予想。
確かに登りは急で砂利道を歩いたり緑の綺麗な草原を歩いたりと様々な景色が楽しめます。
まさか一人でこんなところ歩いているなんてね。
何か二日目の街が見えてきた時が一番嬉しかったかも。基本は登ったり下ったりしながら段々と標高が上がっていくって感じなんですが、街ってちょっと下ったところにあるんですよね。
街を見下ろす形で見えてきて、その風景が何ともいえないんですよね。
この日からは事前に予約もしていないので街についてから適当に尋ねていくというスタイルでいきました。
といっても選びもせず目についたところに飛び込むスタイル俺スタイル笑
この日も最初に目についた宿で訊いてみると二つ返事でOKもらいました。
前日とは違って結構な人数泊まっているようです。ですがこの辺りの宿にドミトリーというのは存在しないらしく個室で泊まれるのも良いポイントです。
Adishiの街は綺麗だった。
馬を使って荷物を運んだり若者も移動手段としても乗っている姿を見て、何かいいなーって感じになりました。
夕食は大勢でテーブルを囲んでの食卓。
男女混合の若者達とソロ3人という構成で、僕の相手はもっぱら餌を欲しがって下にスタンバっていた猫。
この辺りから気温も下がってきて夜は冷え込むようになってきました。
そして3日目に続きます。