トリビシ バスキングいっぱい 楽器屋にも巡る

最近ホステルで仲良くなった韓国人の同い年

バズキングで何年も世界を周っているというので刺激を受けている今日この頃です

今まで知らなかったわけではないのですが全く視野に入っていなかったというのか…海外に行くという自体ももちろんそうなんですけど


彼はギタリストなんでギターを共用エリアで弾いていたりするので自然と盛り上がってきたわけです
若そうにみえたのですが僕が年齢を暴露すると「実は自分も同い年なんだ」とこっそり教えてくれました笑

ホステルあるあるなんですが旅行者は若者が多いんですよね

ホステルによっては年齢制限みたいなのをかけている場所もあって時として僕たち40オーバーには居ずらい環境にならないとも限らず


東洋人ということもあって僕も見た目若くみられることが多いので歳を誤魔化すにこしたことはないんですが敢えてしないようにしています

まぁそれで困ったことになったという経験もいまだにないのでそのまま素直に答えています

びっくりはされますが日本のようにあからさまに距離を置かれるということもない感じがあるので救われていますね

もちろんおじさんが混じっていると若者は何となく嫌だなって感じもちろん理解出来ます

何はともあれ楽器で盛り上がり楽器屋に行ってみようということになりました

楽器屋を調べると割と検索には引っかかるにですが閉まる時間が早い‼️

大体のお店は19時までには閉まってしまいます。

少し早いくらいだろうと思われるかもしれませんがこちらは今の時期はサマータイムでして日没21時前くらい気温は16時くらいがピークで今日は36度を記録しています

日中はめちゃくちゃ暑くてとても出歩く気分にはならないんですよね

なのでだいたい19時過ぎてから行動を始めるって感じです

それでも34度とかあるんで困ったものです

もしかしたらサマータイム時間でズレているかもしれないですが閉まっていたら嫌なので太陽がさんさんと照りつける16時に行動開始

メトロやバスに乗ればそんなに歩かなくても良いんですが何故だか歩いていくことに…

徒歩25分とあったので暑くなければそんなに大したことじゃないんですが灼熱の日差しの中はかなりキツいです

歩いていける場所にある教会

トビリシはジョージア正教というキリスト教の教会が多くあります


それからトリビシの街は歩行者にとにかく優しくない笑

道路が広くて交差するような道も多いのですが横断歩道というものが殆どありません(後から気づいたんですが、そこそこに地下道はあります)

車も多くて間もあかず同じく信号が少ない

しかも同じくそんな国フィリピンと違ってめちゃくちゃスピード出して突っ込んでくる感じです

うかつに道路に出ると轢かれてしまそうなのでかなり慎重に渡っていきます

信号のない道路に慣れてないとずっと渡れないって感じの道をこえてようやく辿り着きました

こじんまりとしてますが一通りものは揃っているといった感じです(写真撮り忘れ💦)

楽器を弾くことがなくなってから早8年

気づけば結構な歳月が流れていました

その当時の機材はほとんど売ってしまって残ったのは思い出の一本だけ

それも実家に置き去りなのですが



Fender Custom shop ’62Time machine モデルをとある有名な工房でリフィニッシュしたものでそこそこの値段のものだったし手放せなかったんですよね

久しぶりに楽器が溢れているのを目の前にすると何だかテンションが上がってきます

もうこの時点で楽器買っちゃおうかななんて気持ちになってきてました

当然以前使っていたようなそこそこのものは求めていなくて安くて丈夫でまぁ問題なく弾ければ良いかなって感じで考えていたのですが…

何となく目についた一本を試奏させてもらうことにして弾いてみたところ

「ん?チューニングは合わせているのに音程が合わない?」

オクターブチューニングという高音の方のチューニングだけ合っていないというのはわかるのですが、普通にローポジションでも何か気持ち悪い

こんなの初めてって感じだったんですがメーカーロゴを見てみると見たこともないもので値段も激安って感じでした

このお店にはそういった類の楽器しかおいておらず他のものを試す気にはならなかったのでそのまま出ることに

しかし楽器欲しい欲はおさまらずまた他の楽器屋を調べてリベンジを誓うのでした

その後はトビリシの中心部を散歩して帰ることになったのですが、明らかにバンドの生音が外で鳴っているのが聞こえてきてそっちに向かいます


路上でバンド演奏していました



日本でもたまに見かけることはあるんですが路上で勝手に演奏するとすぐに警察がやってきて撤去を求められることが多くそんなに簡単ではないんですよね

こっちに事情はわからないのですが何となくイメージでは緩そうだなって思いました
その後もビールを買って他のバズキングも鑑賞



こっちの方は編成も変わっていて演奏も良いエンターテイメント感満載で盛り上がっていました


時間は気がつくと11時過ぎホステルまでは歩いても30分も掛からないので酔い覚ましに歩いて帰ることに…

また発見しました‼️

今度は路上でやっているという感じではなくお店と契約して弾いているって雰囲気です


韓国人のキムちゃんが曲の合間に話かけにいきます

「自分もギタリストなんだけどここで弾かせてもらうにはどうしたらいいの?」って訊いてみたところ

「じゃあちょっと弾いてみる?」ってギターを渡してもらいました

適当なブルース進行の曲を選んで演奏が始まります



おー流石長年バズキングで世界を周っているだけあって安定の演奏です

感じは良かったんで連絡先だけ交換してお店を後にしました

こういうのって何かいいですよね

もうとっくの昔になくなってしまったと思っていた音楽欲みたいなのが沸々と湧いてくるのを感じます

最近思うのがキッカケなんて何でも良いと思うし、それをやる理由なんて必要ないんだと思うんですよね

そんなの探しているから何かを始めたり行動するってことに躊躇してしまって大切な時間を浪費していくことになるんだなって考えるようになりました

この歳で毎日こんな生活していて「この先どうするの?老後は〜?」なんて声が聞こえてきそうですがその時に生きているかもわからないのに今を犠牲にする生き方って本当に正しいんでしょうか?

随分前に死ぬ前に後悔する5つの事という本の要約記事を読んだことがあるんですが、それには


1. 自分に正直な人生を生きればよかった

2. 働きすぎなければよかった

3. 思い切って自分の気持ちを伝えればよかった

4. 友人と連絡を取り続ければよかった

5. 幸せをあきらめなければよかった


とあります

今の僕は1と5には後悔はないのかなって思います

まぁ後悔を挙げていけばキリがありませんが人生という大きな枠の中でどうやって生きていくのかという事については見失わないようにしたいですよね

出来ない理由や言い訳を探すのは簡単ですがそうやって自分の本当の気持ちを塞いでいるといつの間にかそれが本当の自分だと思うようになるんですよね

そうなると何か致命的な程のショックな出来事が起こるまで中々気づくことは出来ないと思います

そうなってから後悔しないように生きたいなと思う今日この頃です