ドブロブニク観光からのボスニアに入国

ドブロブニクに一泊してからの翌日。

6人部屋のドミトリーには昨日の日本人男性と二人。

これはどう考えてもオフシーズンで部屋はがら空きなんだろうなと考えるところ。

日本人の方も面白そうな感じでもう一泊しようよなんて話になって朝レセプションで訊ねてみると。

なんと今日は部屋がいっぱいで移動してもらわないと無理とのこと。え?本当?


しかも二人部屋で料金は高くなる。

彼は2泊取っているので移動はなし。

ちょっと悩んだけどまぁそんな大した違いでもないしいいかとなり一旦決定。

しかし部屋にいってみるとめちゃ狭。

しかも一人は下に既にいて上のベットを使用してとのこと。

上がるの面倒だし上のベット嫌いなんですよね笑

今から荷物を移動させて上のベットでしかも高い。なんか割に合わねえなとなり却下。


移動することにしました。目的地はボスニア。

そんなに離れていないので夕方にバスに乗り3時間ほどで到着できます。

ということは夕方までは観光できるし丁度よいかなとなったわけです。

早速バスチケットを取り荷物もある程度まとめてから観光に出発。

今日は昨日行けなかった城壁に登ってみようと思います。

ここに登るためにはチケットが必要で今はオフシーズンということで15€(約2380円)で入ることができます。

確かハイシーズンは35?とか言ってたような大分違いますよね。

しかも昨日日本人の方から手に入れた情報でバス代とか他のミュージアムなども込みの料金とのこと。ネットで購入可能ということで出かける前に購入。

そしてバスに乗ろうとすると何やら怒鳴られます。

英語も混じってはいるのですがまくし立てられると何言ってるのか意味わからない。

というかイライラしますよね笑

はっきり説明しろやコラっ。と。

要するにバスに乗るためにはネットで手に入れたチケットを使ってバスの受付で別チケットを発行する必要があったようです。知らんわそんなん。


とはいえ何とかそのままバスにも乗れたので結果オーライです。

無事にオールドタウンに着きそこから城壁に上っていきます。

実は正直なところ別途お金もかかるしわざわざ城壁登らなくても十分なんじゃないと思っていた節はあったんですよ。


でもこれは違いました。行った方全員登るべきです!!


明らかに登らなかったら何のために行ったのかというレベルで違いました笑

マイペースに外周を囲っている城壁の上をゆっくりと進んでいきます。

ゆっくりと回って一時間半くらいでしょうか。

プリシュティナでは上着を着ても寒くて震えていたのにここではまだTシャツで汗ばむ陽気です。

聞いたところここでは冬でもそんなに寒くなるってことはないらしいです。

一人で絶景に感心しながらパシャパシャと写真を撮っていたら老夫婦が声を掛けてくれました。

写真を撮ってほしいのかと思ったら写真を撮ってくれました笑


一人で回っていて自分の写真がないのを可哀想に思ってくれたみたいです。

あまり自分の写真を撮るの自体に興味がないので普段なんとも思わないんですがそういうもんなのかなぁとありがたく撮ってもらいました。

なんと城壁の上にはカフェやおみやげを売っていたりとなんか普通の通りのようになっている一画も。


荷物は吊り上げ式のワイヤーを使って上げ下ろししているようです。城壁の狭い道を運んでくるなんて大変ですもんね。


途中に陰に座って休憩をはさんだり一旦降りる部分でミュージアムに入ったりと寄り道しながら一周回ってきました。


前半は海を眺めながら後半はバックに海で街を見下ろしながらと飽きることなく終始楽しめました。

そして下りてからも色々なミュージアムに入ることができて作品を鑑賞したりとゆっくりと過ごしてもまだ時間には余裕があります。

オールドタウンから近くのビーチで缶ビール


今回買ったパスには何日券か選べるようになっていてその分割安になっていくのですが私の感想では一日で十分なのかなって感じでした。


そしてバス乗り場に向かいます。結局日本人の方とはその後合流できませんでしたが。まぁ旅を続けていたらまたどこか会うこともあるでしょう。

実はジョージアで何度か一緒に飲んだ日本人の方とインドを一ヶ月間も一緒に旅をしていたなんて繋がりもあったりして、そういうの面白いですよね。


バスは安定のFlexbus。

ボスニアへの道のりは予想以上に暗い。

普段はバスは広い高速道路を通っていくことが多いのですが、今回はほとんど山道って感じの道をひたすら進みます。しかも明かりもまばらだから暗いんです。


写真を撮り忘れていたのでミュージアムの写真です。


ボスニアについての前情報はほとんどないのですがかつて紛争の中心となったようなイメージはもっていたんです。

そのイメージのせいか何やら暗い気持ちを反映するかのような景色。


途中で一旦休憩をはさんでからの目的地に着きました。


ここはモスターというボスニアの古都と呼ばれている街です。

正確にはモルタルと呼ばれているんですかね?ネットで日本語で検索をするとモルタルと出てくるのですが英語ではどう聞いてもモスターとしか聞こえないんですよ。表記もモスターだし。


着いたのは20時半。まだ寝静まるには早い時刻ですが何だか静かです。


とりあえず宿を目指します。

ネット環境がなくてもたどり着けるように事前に地図などスクショしたりして準備していたので安心です。


オールドタウンの看板。思いは世界共通です笑


非常にお腹が空いたのですがボスニアの通貨に替えていなかったためにローカルなお店は行けなさそう。

パン屋によってカードが使えるか訊ねてみると、ここでは使えないけどその先のマーケットなら使えるよと教えてくれました。

後から聞いたのですがボスニア通貨の他にユーロもほとんどのところで使えるそうです。

でもお釣りは現地通貨になる感じです。

ここではスーパーでパンと缶詰を購入。何とかお腹は満たせそうです。

そして宿に到着。そして部屋に案内してもらうと…


何やら見慣れた帽子がかかってる。ん?

ジョージアのトビリシで宿が一緒だった中国人のシアちゃんと再会です。


まさかここで再会、しかも宿まで一緒とは。

私とは逆ルートで来たようでここで鉢合わせた感じです。

旅をしているとこういったこともあるので面白いですよね。


明日はモスター観光。


ではまたっ‼️