数日前にバトゥミからクタイシに移動してきました
今回はパーティが一人増えてロシア人のイヴァンと3人です
ディマとはここでお別れ
キムちゃん寝坊のためバタバタ
どうも夕方のラッシュにかかるとバトゥミの街を出るまでに何時間もかかってしまうとのこと
前日に下調べを全員していないという人任せぶりを発揮し何処のバスステーションに行けばよいのかもわからない💦
荷物が多いためタクシーを呼んだらタクシードライバーのおっちゃんが連れていってくれました
マシュルカ利用でクタイシまで一人25リラ(約1350円)
思ったより高かったけど値切り交渉は失敗
マシュルカあるあるですがいつ出発するのかわからないのでとりあえず外で待っています
さっき10分後に出発すると言ったのにしばらくして訊くとまた10分後笑
30分くらい待ってから出発しました
道もそこまで混んではいないので割りと快適
でも暑い💦エアコンなしがジョージアスタイルです
2時間半くらいで到着
イヴァンがロシア語でドライバーに宿の近くで降ろしてもらえるように説明してくれたためすぐ近くで下車
今回のホステルは「HOSTEL MANDARIA」
ここはキムちゃんが発見してえらく気に入って予約したんですが、日本の漫画喫茶的なプライベートスペースで仕切ってあるタイプの宿
普段ドミトリーばかりで慣れているといえばそうなんですが、やっぱりパーソナルスペースがあると嬉しい
ドミトリー滞在時は近くの人とコミュニケーションをとって怪しくないか確かめたり盗難対策も自身でする必要があるので少しばかり緊張感もあるんですよね
でも僕は過去にタイの離島に行った際におそらくはホテルとグルであろう窃盗に遭っているので個室があるといっても油断はできないのですが💦
でもここのホステルはほんとアタリでした
何もかも綺麗で整っている
調理器具やキッチンも広くてシャワールーム、トイレも完璧です
そりゃ、最近泊まってきたホステルより少しばかり値段ははりますがまだまだ安いです
一泊15リラ(約810円)
移動は少しばかり疲れるので当日は早めに休んで翌日
噂に聞いていた野良温泉に行ってみることにしました
その名もディハシュホ温泉(Dikhashkho)
といっても夜型インドア派の他のメンバーは置いて一人で
調べてみると宿から徒歩15分くらいのバスステーションからマシュルカが出ているよう
日帰りの荷物を背負い向かっていると路上では色んな種類の品物が売られていて賑わっています
ここに来るまでは調べてなかったのですがクタイシはジョージアで2番目に大きな都市でその昔は首都になっていた時代もあったそうです
さて多くのマシュルカの並んでいる場所から野良温泉に向かうヴァニ行きを探します
トビリシ行きやバトゥミ行きにはアルファベットの表記があったりするのですがないものも多数あるので尋ねるしかありません(画像を自動翻訳してくれるアプリ使ったことありません💦)
しかし尋ねてみても指をあっちこっちと指すばかりで場所がわからない
困ってジョージア語に翻訳してから見せてみることに
そうしたらちゃんと伝わりました
場所まで案内してくれて「ここにやってくるから待っとけ」というニュアンスが伝わったので待っていること30分ほどヴァニ行きがやってきたようです
そこから待つこと15分ようやく出発
出発前に温泉に行きたい旨を翻訳を使って伝えておきました
そこから一応地図でも確認しながら約30分くらい
何もない場所で降ろされます
ここから約2キロの道のり舗装されてない道をひたすら歩く
この辺りから電波が届かなくなり地図も確認できなくなり若干不安を感じつつひたすら歩いて発見‼️
広野にぽつんと野良温泉
/
以前はあまり知られていなかったのでガラガラだったらしいのですが最近は割と知られているそうで
行った時も一人おっちゃんが浸かっていました
自分も早速浸かってみると
硫黄の匂いも濃くめちゃくちゃ良い感じ
入浴は多分7ヶ月ぶり?日本に一旦帰った正月以来です
程よい温度のお湯と外は風が心地よく、少し浸かって熱くなればフチに腰を掛けて休むを繰り返し
こりゃわざわざ来た甲斐がありました
そうしていると子供連れの家族がやってきました
湯から上がって木陰でお昼ご飯
バス停近くで買っておいたチーズハジャブリにかぶりつきます
外で食べるご飯は美味しいですね
そしてまた元来た道を歩いて戻ります
ここからクタイシに戻るかヴァニに行ってみるかで朝は決めかねていたんですがまだ時間もあるのでヴァニに向かうことに
しかしマシュルカがいつここを通るのかは運次第
ひたすら待つか海外ではまだ試したことのないヒッチハイクしてみるか…
ホステルで話していた旅人たちはヒッチハイクしてきたってよく話していたので「その手があったか!」って思っていたんです
もう随分と前の話ですが日本では何度かヒッチハイクで旅したことはあります
しかし海外は危険な場合もあると聞いていたので考えに浮かばなかったんですよね
国によって注意は必要かと思いますがジョージアは比較的安全と感じたのでやってみることに
車は意外に通っているので何台か試しているうちに約10分くらいで捕まりました
彼は英語は全く通じず中国と日本との違いもわかってないようでしたがとにかく良い人
ほんとありがうございます
無事にヴァニの街に着きました
しかし気になっていたことにずっとネットが繋がらない
これはおかしいと思い考えていると…
昨日ジョージア語でSMSが届いていてどうもこれは1ヶ月の契約切れっぽい
このままではヴァニ遺跡が何処にあるのかわからないので追加のギガを探してセルラーショップを探すことに
翻訳アプリも機能しないので何とか現地の人から聞き出すしかない
ここで感じたのはいきなり英語で話しかけるのはよくないということ
キムちゃんもやっているのですが、まずは一旦「英語で大丈夫ですが?」と挟むことをやってみると意外にも親切にしてくれる
なんかこの辺りのニュアンス説明するのが難しいのですが
何とか聞き出してみるとどうも僕の最初に契約した会社はヴァニにはないそうで、もう一つメジャーな会社ならあるということでそこに行ってみることに
着いても翻訳が使えないため説明できない💦
仕方なく受付の人の持っているスマホを借りて翻訳して何とか意思を伝えます
新しく契約をし直してゲットする方向でまとまったのですが問題発生
パスポートを宿に置いてきてたんです
パスポートがないと契約できないってことで諦めてWi-fiだけしばらく貸してもらって情報を調べます
遺跡まではここから遠くないってことで歩いて行ってみることに
しかし地図のない生活に慣れていないので道を間違えたり不安になったら現地の人に訊いてから修正
辿りつきました
ヴァニ遺跡(Vani)
神殿の石段部分が綺麗に残っています約2500年前のものらしいですが、ぴっちりと石同士を組み合わせいるあたりが技術の高さを感じますね
その後はバスステーションに戻りクタイシに行きたいと伝えるも何を言っているのかイマイチわからない
近くにいた女性が翻訳アプリを使って教えてくれました
バスの出発は1時間後💦
ちょっと前に出発したばかりとのことでした
ここで待っているのも暇だしヴァニの街は遺跡以外は目新しいものはないということで再度ヒッチハイクチャレンジ
ここでも10分程で捕まりました
今度の方は英語もいけるということで色んな話をしながら採れたてのリンゴを頂いたり
ジョージアに来てから意外にもジョージア人と接触する機会がなかったのですが良い体験ができました
彼はボスがクタイシで待っているというのに宿の近くまで送ってくれて本当に感謝です
宿に戻ってからはイヴァンと乾杯
他の宿泊者ともテーブルを囲んで盛り上がっていると…
突然の停電‼️
何だ何だとなっても会話は止まらず何やらドキドキ感のある展開
そうこうしてると復旧してホッとしてると宿のマネージャーが「迷惑かけたからビールのボトルを一本サービスするよ」ってことでみんなで3ℓのビールを追加
盛り上がった夜でした