さてさてブダペストに着いてから5日が経ちました。
それなりに毎日ウロウロとしているので大体は押さえたのかなといった感じです。
そこで今日はブダペストから電車で1時間ほどの距離にデイトリップでいける町があるとの情報を得て行ってみたいと思います。
センテンドレへ(Szentendre)
行き方は超簡単。
地下鉄から地上を走っている電車に乗り換えるだけです。
私の泊まっているホステルからはM2の地下鉄に乗ります。
その後H5という路線に乗り換えです。
調べてみるとMから始まるメトロ線の乗り換えは1回券で乗り換え可能らしいのですが、Hのラインは追加料金が必要なようです。
でもBKKという同じ鉄道会社のようなので窓口で乗り換え券まで一回で買えるのか訊いています。
地図を見せながら、ココへ行きたいんだけどチケット買えますか?と言ってみると。
すんなりと買えたようです。
でも普通のメトロと同じ450HUF。
しかも一枚しかくれませんでした。
うーん。これで本当にセンテンドレまで行けるのだろうかと一抹の不安をおぼえながら乗り込みます。
スムーズに乗り換えまでできて車窓からの眺めはだんだんと田舎の風景に変わっていきます。
この日は朝から曇り空でめちゃくちゃ寒かったんですが、案の定外には雪がちらつき始めます。
雪は嫌いじゃないんですが観光しようとしている日の雪は勘弁してほしい💦
センテンドレの駅に着いた時は吹雪状態になっていました。
前評判では地中海沿岸の町といった雰囲気のきれいな町並みが続くコンパクトな町とありましたが、もはやそんなこと確認できません笑
雪の中で観光を強行。
それでも路上にはお店が出ていて一応営業しています。
普段なら路上で買って食べ歩きしながらとか好きなんですが、食べるならもうお店の中に入りたいって感じになっていたので途中寒さしのぎにお店に入ったりして暖まります。
ここはアートの町でもあるらしくミュージアムの他にアートっぽい感じのお店もちらちら見かけました。
何かセンスいいよなーって感心しながらお店の中を覗いたりして。
ミュージアムに入ろうかと迷ったのですが旅行中にミュージアムに行き過ぎてお腹いっぱいな感じになっているので今回は見送りにしました。
川が近くを流れているということで雪の中を川を眺めに。
この天気で川と遠くに霞む景色のコントラストがいい感じでした。
ここもワイン作りが有名なのですかね。ブドウを圧搾する器械のようです。
2時間ほとウロウロして冷え切った身体で駅に戻ってきました。
やっぱり夏シーズンがメインになる観光地のようですね。
帰りは窓口が開いていなかったために券売機で切符を購入。
この切符で後から事件が勃発することになります。
無事に列車に乗り込んで数駅ほど進んだ段階で切符の確認する人が来たんですね。(行きも同じくらいの位置できました)
普通に渡したらいきなり何やら言っています。
16000HUFだか出せといっているようです。
え?めちゃくちゃ高いし何それ?
自分も動転しているし向こうも早口で何言っているのかよくわからないし。
よくよく聞いてみるとどうやら、私の買った切符はブダペストのメトロの切符でこの電車の切符ではないとのこと。
持っていないと無賃乗車だから罰金含めて16000HUFを出すように言っていたのです。
これには困って、私は無賃乗車するつもりじゃなかったと主張したら、「じゃあ、次の駅で下りて切符買いな」となり一旦降りることに。
電車の本数は割とあるので10分ほどで次の電車が来て無事に帰れました。
行きも450HUFで切符を買い確認の人にも何も言われることはなかったのに、同じ値段でも無賃乗車扱いになるなんて思いませんでしたよ。
行きもバーコードで確認していたので間違えたってことはなさそうなんですが。目的地違いでこうなるなんて。勉強させてもらいました。
ブダペストに戻ると寒いですが雪は降った形跡はなかったですね。
やはりセンテンドレの方が山側にあって寒いということでしょうか。
Ruin barに潜入
そして夜はRuin barというところに行ってみることにしました。
直訳すると廃墟バーでしょうか。
廃墟をおしゃれにデコレーションして使っているバーのようです。
その中でもブダペストで一番有名なバーに行ってみたいと思います。
「Szimpla Kert」
中に入ってみると驚き。めちゃくちゃセンスいい‼️
照明の配色具合と廃材を利用したアイアンアート、電気コードなんかも使ったりしていて、どこを見てもいい感じ。
中はかなり広くてお店もたくさん入っています。
一階、二階とありライブスペースでは弾き語りで歌を唄っている人も。
いろんなお店に場所移動しながら少しずつ楽しむというのもアリですね。
でも一人でそこまでは居られないので一杯だけ座ってビールを飲んで、後は中を一通り見ながら歩き回って帰ってきました。
ビールは私の頼んだお店では一杯1200HUF(約470円)でした。
あの手のお店にしては良心的な価格ですよね。
というわけで今日のブダペストの夜も更けていきました。
そろそろ町を移動しようと思います。
ではまた‼️