モスターでの一夜を過ごして次の日。
朝はゆっくりしました。夜に到着のパターンだと次の日早くから動くのは中々きついものがあります。
そしてシャワーを浴びにバスルームに行くと窓から外壁が見えたんですが銃弾の後が生々しく残っているのに衝撃を受けました。
リアルには初めてみたのかも…一発とかではなく外壁全体が穴だらけになっているんですよ。
近くでみると何とも言えない感覚になりましたね。
はいっ。準備もできたところで出発です。モスターはコンパクトな町と聞いていたので観光にはそんな時間は掛からないのかなと思って正午ごろなりました。
まず一番有名な観光スポットといえばオールドブリッジではないでしょうか。
ここは紛争中に橋を一度破壊されてしまったそうなのですがその後に川に沈んだ破片などを集めてできる限り使い、後とは地元の採石場から石灰石を切り出してオスマン帝国時代の建設技術を用いて再建したそうです。
そういったこだわりポイントに胸キュンしてしまう私なんですが、いいですよねそういうの。
というわけでワクワクしながらオールドブリッジに行ってみると…
人人人‼️橋が見えないほどに人が渡っています。これには面食らいました。
だって昨夜到着した時の静まりかえったその状態とはかけ離れていたもので。
まぁ文句いっても仕方ないので一緒になってわたります。
その後は道なりにお土産物屋のならぶ通りを進んでいきます。
ビールも安いので一杯やろうかなという誘惑もありましたがガマンガマン笑
昼間から飲むとダルっとした一日になるパターンが多いもので。
それからひたすらに町をぐるぐる。そういえば同じ部屋にはストリートパフォーマンスをしながら旅をしている人たちが泊まっていたんですが彼らが路上でパフォーマンスするところにも遭遇しました。
一人はミュージシャン、もう一人はジャグリングをしながらの旅をしているそうです。
この後彼らとは縁があることになるのですがそれは次回に譲ります。
そういえば宿には外に洗い場はあるんですが調理する設備が整ってないので基本は外食になるんですよ。
調理を嫌がる宿って意外にあるんですよね。というのも油が散ったりして汚れたり臭いがついたりとそういうのは分かるんですが、作ったり食べたりした後にそのまま放置が多いんですよ。
私としては自分の家じゃないんだからちゃんとしようよって思うんですが、そうは思わない人も多いってことですね。結果ますます調理されるのを嫌がるようになるという悪循環。
というわけで着いた時に近くのパン屋さんやおすすめのレストランなんかを事前に教えてくれていたんです。
夜はそこにシアちゃんと一緒に食べに出かけることにしました。
お店はここ!!
もう日が短くなって17時には真っ暗。早めの時間帯に着くとまだ人もほとんど入っていませんでした。
ここは料理のスモールサイズとビックサイズを選ぶことができるのでビックサイズの「チェバプチツィ」とう料理とスープを頼んでシェアすることにしました。
この料理はバルカン風のケバブと呼ばれたりするグリル料理の一種です。
アルバニアでもよく見かけた棒状に肉を固めたものをグリルしたものと玉ねぎのみじん切りを生地に挟んで食べます。
バルカン半島ではオスマン帝国時代の影響もあって全体にトルコ料理のエッセンスを感じますね。
写真は撮り忘れました💦
結構なボリュームでお腹いっぱい。食後はぶらぶらと街歩きしながら宿に帰りました。
そして次の日。
シアちゃんと一緒に朝食を食べてからの次の町に出発です。
彼女はモンテネグロ方面に私は首都のサラエボを目指します。
昨夜彼女におすすめスポットなんかもシェアしてもらったので今回は全くわからないという状態で行かなくてよさそうです。
モスターからサラエボ行きのバスを調べてみたら午後発の方が安かったんですよね。
というわけで13時出発の便まで時間つぶしです。
といっても宿は何故かチェックアウト後に一切荷物は預かりません。と宣言されていて荷物を持ってあちこち行くのは面倒なのでバスステーションで待つことにしました。
幸いに落ち着く雰囲気のカフェもあってWifiもばっちりだったので暇することもなく時間になり乗り場に行ってみると。
同じ部屋に泊まっていたストリートミュージシャンの彼がいるではないですか。
彼とはタイミングが合わずに話す機会が全くなかったのでまさか同じバス乗ることになるとは。
というわけで一緒にサラエボに行くことになりました。
ではまたっ‼️