前回のつづき
さて無事におじさんの貸しているというアパートに到着して宿なしからは逃れられたのですが、部屋は道路入口から暗い通路を入りドアを2つ通り抜けた秘密基地のような場所。
狭い部屋はホコリっぽく一応水道はついているのですが給湯器のお湯のみでなぜか水はでない。
それに加えてクッキングヒーターやら調理器具もそろっておらず料理はできない状態。
うーん。さっそく困ったなぁと思っていたらおじさんが値段を交渉してきました。
一泊10€というのは一ヶ月借りた場合の値段であって1日辺りだと倍近くするとのこと。
この部屋でそれはなくない?って思いながら立地はめちゃくちゃいいので相場を調べていないので交渉しようがない。
とりあえず現金は持っていないのでまた明日ということにしました。
ベットに入るとホコリのせいか身体中がかゆくなり何やら臭いもやばいし朝になる頃にはもう出ていこうと心に決め笑
とりあえず家のWifiはお金払ってないから止まっているとのことでネットも繋げないまま夜を過ごしたので朝になりマックに行くことに。
朝マックしながら(といってもコーヒーだけですが笑)この町の家賃相場やらホステルやら調べてみると市街地からそんなに離れていない場所でも値段が全然違うし、なんなら家族で住めるくらいの広さが全然安くあるし。
こりゃあのおじさんに一本取られたなと思いながらキャンセルを決意。
帰ってから荷物をまとめおじさんの部屋をノックしても出てこない💦これは仕方ないと思いそのまま部屋を後にしました。一泊代払ってないけど…
それからマックで見つけたホステルに移動。
もうこれこれって感じの全然こっちの方が快適だし。おすすめです。
おすすめホステル
「Leosphere Hostel(レオスフィア ホステル)」
ここはホステルというよりはシェアハウスのようなノリでした。
9割はウクライナ人で長期的に住んでいる人も結構いるって感じです。私よりも年齢の上の女性が多い印象です。
スタッフもそうでおかん的な存在。笑
それ系のコミュニティがあるのか次から次へと同じくらいの年齢の女性がやってくるんですよね。
一人英語の話せる方がいたので話を聞いてみると、その方は自分の住んでいた地方が戦争によって住みづらい環境らしくこちらに来て部屋を探すまでここに滞在するつもりらしいです。
でももう何年もこの状態だろうに戦況が変わったということなのか詳しいことに触れられませんでした。
ともかく居心地はよいのでリヴィウ滞在中はずっとここで良さそうです。
そしてここでまさかの日本人に会うことに。しかも私のベットの上でした。
まさか日本人とは思わずにアジア系の人がいるなくらいにしか思っていなかったのですが、ホステルの別のゲストに日本人もう一人いるぞと言われて発覚。
彼はもう2年も世界中を旅しているということで慣れている感じ。そしてリサーチ力もすごい。
そこで彼に教えてもらった超ローカルなお店をシェアしたいと思います。
この2つは本当に気に入って滞在中よく通いました。
おすすめチェブレキのお店
「Chebureky(チェブレキー)」
こちらのお店はウクライナ料理の一つであるチェブレキを揚げたてで出してくれるお店です。
具材は中にミンチを丸めて入れてあるミート、チーズ、ミート&チーズ、アップルなどあり。
それぞれ45〜55UAH(約170円〜207円)とリーズナブルです。
販売口はこの入口を入って右手の一番端の窓口なんですが、その左手の窓口で注文したらカードが使えます。
そこでは生ビールから各種お酒も揃えられていて一杯やりながら食べることもできます。
ちなみに生ビールは35UAH〜(約130円〜)とめちゃめちゃリーズナブル。
自分的にはチーズがおすすめです。日本人のケンゴさんはミート&チーズ推しでした。
ちなみに英語は一切通じないので翻訳を使うか何となくで乗り切ってください。
リヴィウのせんべろ居酒屋
そしてお次は
「КАФЕ(カフェ)」
もうそのまんまカフェって名前ですけど、中身はせんべろ居酒屋です笑
昼間から酔っぱらいのおじさんおばさんのたまり場になっています。
ここはペリメニ (ウクライナのミニ水餃子??)が50UAH(約190円)で食べれます。
その他もショーケースにつまみは常備されていて一皿20UAH〜(約75円〜)で頼むことができて何よりウォッカやワインも20UAH〜です。
そりゃべろべろなるわ笑
営業時間は土日問わず開いているみたいですが、営業時間は読めません。
金曜とかは20時くらいまでやっているみたいですが。平日はお客がいなくなったら閉まってしまいます。日曜は17時までです。
基本は夕方早めの時間に行くことをおすすめします。
あっ、ちなみに私クリスマスイヴに一人で行こうと思ったのですが閉まっていました笑
ベロベロで陽気なおじさんたちがいっぱいいて楽しい雰囲気なんですが、なにせ言葉が全く通じない。
リヴィウにいたころはsimカードも入れていなかったので翻訳も使えずまぁコミュニケーションに困りましたね。
でも現地の雰囲気を味わうのにはうってつけの場所かと思います。
ちょっとディープな体験がしてみたい方は行ってみてください。
おわりに
今回はリヴィウのホステルとローカルなお店を紹介してみました。
ウクライナでも西の端に位置しているためによりヨーロッパっぽい雰囲気が感じられておしゃれなお店も沢山あります。
むしろそっちは探そうと思わなくても歩いているだけで見つかると思いましたのでよりニッチな方を最初に紹介してみました。