早朝バルーンを眺めに
ギョレメといえばこれってくらい有名なのがバルーンですよね
ここを紹介する写真では必ずともいっていいくらい朝日とバルーンの組み合わせは有名です
ということはバルーンは朝にあがるということで早朝から行ってきました
僕が検索してみたところサマーシーズンは早朝4時からというのをよく見かけたので3時半には起きて準備をしてむかいます
幸い僕の滞在している「Homestay cave hostel」から展望できるテラスまでは割りと近いので早朝の坂道を駆け上がりました
とはいえ朝の4時なんていかにサマータイムで夜明けが早いとはいえ真っ暗です
坂道を登っているときも明らかにバルーンにのる人たちの送迎の車がホテルに迎えにきているところを目撃
今から向かうとなればそんなに早くに上がるとは考えにくいなと思いながらも上がっていきます
いつも通り入り口で20リラを払いながら(いない時は素通りOK)「何時から上がるの?」と尋ねると「5時から」との返答が
サンセットテラスに行くとまだ門が閉まったままです
これはちょっと早過ぎたなと思いながら目の前の夜景を眺めてぼーっとしていると
10分後くらいにやってきました
僕と同じく気の早い方たち数人と中に入っていきます
見物客で結構混雑するとは聞いていたのですがまだ場所は取り放題状態
視界の先にはバルーンがスタンバイしているのは見えます
ひたすらに待つこと1時間
ようやくちょろちょろと上がり始めました
見物の方もだいぶん増えてはきてますがまだ混雑とは程遠い感じです
ちなみに僕はサンセットテラスからずーっと山のうね沿いに歩いて街を見下ろす方よりは少し離れた端の方に陣取りました
というのも僕が見た写真では街の上を飛んでいるというよりは岩山の上のイメージがあったからです
段々と朝日が昇り始めました
朝日とバルーンの組み合わせが綺麗ですね
バルーンの数もどんどん増えてきて視界がバルーンで覆われていきます
見物客も増えてきて街を見下ろす方ではかなり混雑しているのがわかるようになりました
やっぱりこっちに陣取っていて正解でした
かなり近くを飛んで手を振ってくる人やグッモーニンと大声で挨拶してくれる人みんな楽しそうでこっちもテンションが上がってきます
朝6時頃はピークに達したような様
もう僕が陣取ってから早2時間が経過
十分に満足したので帰ることにしました
文章にしてみるとあまり感動が伝わらないかもしれませんが、自分の中ではまだこんなリアルに感動できるんだなって自分の心に関心した次第です
絶景の秘境スポット
さて翌日は同じホステルに泊まっていた日本人の子のオススメの場所に行ってきました
「ホワイトバレー?」「ホワイトローズ?」ちょっとどっちか忘れちゃったのですが
ギョレメの街の近くには峡谷が沢山あってトレッキングコースになっています
これもホステルに泊まったイタリア人は数ヶ所のバレーを全部トレッキングしたと言っていました
僕個人的にも行った人たちも超オススメのスポットです
というのもマイナーなんですよ
ギョレメって観光地なんでツアーが沢山組まれていて多くの人は便利なツアーに参加するんですね
どうやらそのツアーに組み込まれていない場所って空いているようです
ツアーの場所はもちろん素晴らしいと思うのですがそれだけがギョレメじゃないというのは確かです
今回行きそびれたのですが洞窟教会で人がほとんどいなかったという場所も聞きました
さて峡谷への行きた方です
まずギョレメのオトガル(バスターミナル)でネヴシェヒル行きのバスへ乗車します。
ウチヒサル城を目指します
料金は30リラです(約150円)料金を支払う時にウチヒサルと伝えておけば乗り過ごすことがないと思います
ウチヒサル城前で下車後に今来た道を少し戻ります
約10分くらい歩いたところで左側に砂地の分かれ道が出てきます
この地図を頼りにいったのですが実際は300mくらい手前で看板が現れました
正確な場所がわからないのですが左を見ながら進んでいたらわかると思います
こちら看板です
ここから入って道なりに歩いていくかたちです
もう数えるくらいに人としかすれ違わず虫と鳥の鳴き声以外何も聞こえない峡谷の中をひたすらトレッキング
もう最高の気分です
畑を耕していたおじさんが僕を見つけると何やら叫んでいます
行ってみると木になっている果物を食べろと言っているようです
全部トルコ語なんで本当に全くわからないのですが不思議となんか伝わります
どうやらこの先暑いし喉が渇くのでいっぱい取っていけと言ってるように聞こえました笑
ギョレメに限らずですがど真ん中の観光地では中々こういう出会いってないんですよね
靴の裏がツルツルだったために砂場に足を取られてすっ転げで砂だらけになりながら進みます
段々と目印の旗がなくなってきてついに全くなくなりました
道といっても一本道ではなく分かれ道があったりまた合流したりしなかったり
行く前にオフラインでも地図を確認できる「map.me」というアプリを勧めてもらってダウンロードしていたのにすっかり確認も忘れて無我夢中で突き進むと
これは何だ?
きのこ岩と呼ばれているらしいのですが僕にはどう見ても男性のアレにしか見えませんよ笑
日本にも古代から神社の男根信仰というのがありますがそれに近いものがあったのではないのかなと想像してしまいます
もちろん人の手で加工されたなんて定説ではありえないでしょうけど
でも高い岩の上に明らかに人口の石垣のようなものが見えたりとこれって古代に何かあったんじゃないの?って疑いたくなるもののオンパレード
ここは「ラブバレー」と呼ばれているみたいです
散々岩つたいに高い場所まで登ってみたりこの岩山を堪能した後にさらに進みます
この時点で全く疑うことなく前に進むことしか考えていなかったのですが後からたまたま同じ宿に泊まっているイタリア人が追いついてきました
彼は地図を見ながら進んでいて違う道に進みそうになるとちゃんと指摘してくれました
もちろんかなり遠回りにはなるけど帰れないことはないらしいですがもうこの時点で3時間近く歩いているので遠回りはきついところです
気温はそこまで高くはないのですが日差しがキツく遮るものがほとんどないので長時間では日差しにやられます
イタリア人の案内でギョレメの街を見下ろす場所まで戻ってきました
奇岩がそそり立つ中に街が作られたという姿がよくわかります
ここは本当に観光地って場所だけど知られざる秘境も沢山あるのだなと感じました
ビール飲みながら夕日を眺めて1日をしめます
明日は次の街へ向けて出発です
楽しみだ