さて前回の続きです。
結局ノヴィ・サドのホステルには4泊しました。
というのも安くて時間も丁度よいバスでブダペストに行きたかったためです。
朝も早すぎずに夕方までに着く便で値段も手頃。こういうのが一番いいです笑
というのも朝早いと焦って忘れ物をしてしまうパターンが多く、夜遅くに着くの何かと不便なことが多いです。
せっかく着いて宿で寝るだけってのも何かイヤですしね。
というわけで朝9時に出発の便で向かいます。
安くて時間も良かったせいもあって満席です。
体格が大きな人が多いために満席になると中々狭いですね。
とはいってもそんなに長時間でもないし昼間というのもあって気にはなりませんでした。
無事に国境を越えてハンガリーに入ります。
この辺りのヨーロッパの国々は国土が小さいので日本でいう隣の県にいく感覚って感じします。
日本って小さな島国ってイメージですけどこの辺りの国に比べたら随分と大きいんじゃないのかなと思いますね。
メルカトル図法の歪みのせいでそういうイメージがついてますけど、実際は結構デカいんだなって肌感覚で感じます。
あっという間にブダペストのバスステーションに到着。
ここのバスステーションは市街地の中にあるので移動も簡単です。
歩いてホステルまでいける距離なのですが荷物が重いためにメトロに乗って向かいます。
バスステーションはこちら。
ホステルまではメトロで一回乗り換えです。
いつも通りバスは使いません笑
ブダペストのメトロで驚いたのは改札がないということ。
一応ホームに向かう際にタッチするスペースはあるんですが一般的な改札口はなく控えめ。
クレカでもいけるそうですがチケット売り場があるのでそちらで購入。
システムがわかりづらいのですがチケットは1回券で450HUF(約175円)で乗り換えもできます。
でも特に確認されるわけではなく出る時も素通りで出ていくスタイル。
セルビアのバスとかもそうですけど結構適当なんですよね。
でもそのかわり無賃乗車に関しての罰金は大きくて見つかるとえらいことになるので払ったほうがいいです笑
無事にホステルに着きました。
というか偶然とれたんですがいい感じのホステルというかホテル。
中も広くて部屋数すごい。ホテルベースでドミトリーもあるって感じっぽいですね。
とりあえず3泊とっているんで後からまた考えることにして観光へ出かけます。
荷物がなくなり身軽になったので歩いて調べていた名所にいってみたいと思います。こちら。
行った時はすでに日が暮れていてライトアップされた教会が素晴らしくよかったです。
動画が横向きになってしまって少し見にくいですが雰囲気感じてください。
この日は週末。
人通りも特に多くて賑やかな通り。
路上にはたくさんのお店が出店をしていていい匂いがしてきます。
食べ物だけではなくお土産ものもあります。ちょっと小腹もすいたので何かここで買おうかなと思った時に気が付きました。
そういえば両替をするのを忘れていたことです。
そこから事件に発展しています。
まずは教会近くの両替所に行ってみると少しレートが悪い気がしたんですよね。
もう一つ行って比べてみるかとなり検索して少し離れた場所の両替所に行ってみたんですよ。
そうしたらもっと悪くて‥
やっぱり最初のところ戻るかと戻ってみた時はちょうど18時になったところ。
閉店早い💦
店内のライトは消えたばかりだったんですがさすがに今からは無理かと諦めていたところ、一人の男性が声をかけてきました。
年齢は50代半ばくらいスラッと背の高い感じのおじさん。
カタコトの英語で「両替がしたいならできるよ」言ってきました。
普段なら路上で声かけてくるのなんて怪しいって思って相手にしないんですが、何を血迷ったのか大丈夫な気がして話を進めちゃったんですよ。
というのも以前にYoutubeで南米に行っていたYoutuberの人が現地ではストリート両替の方がレートがいいからストリートでするみたいな動画を見たことがあってそれがフラッシュバックしたんですよね。
本来なら交渉してから決定すればいいだけで危なくはないとは思うんですが肝心なところが抜けていました。
それはハンガリーの紙幣を見たことがなく出された紙幣を確認もせずに信じてしまったことです。
そもそもレートが良すぎるというのも気になったのですが、数字を確認したら確かにあっているし薄暗いこともあってはっきりと書いてある文字を読まなかったんですよね。
ハンガリーフォリントだと思っていた紙幣はハイパーインフレによって紙幣価値が崩壊しているベネズエラのものでした💦
気づかずに受け取ってしまい持っていたセルビア・ディナールをすべて渡してしまいました。
もちろん大量に持っていたわけではないので日本円で一万円ちょっとくらいです。
でもこの損失は痛い💦
もちろんその場では気づくはずはなく路上店を見ながらウロウロして結局はホステルの近くの中華料理屋に入った時に発覚(ノヴィ・サドからハマってます笑)
本物のハンガリー紙幣を見せてくれて「これ違うから警察に行った方がいいよ」って言われました。
私も「あーやっぱり、話がうますぎると思ったんだよね〜」って感じでしたけど…
その日は近くの警察署がすでに閉まっていたために明日念のために行くことにして帰宅。
そして次の日、警察署に向かいます。
英語が通じないために中々の苦戦。
最初は管轄が違う的なことを言い出したので別の警察署に行って手続きしなおさなくちゃいけないのかと思ったら、どうやらやってくれるようです。
でも2時間から3時間待ちと言われてしまいます笑
2時間したら戻ってくるから出てきていいかと尋ねてもダメだとのこと。
Wifiも繋がらずひたすらに待つこと1時間半くらいでしょうか。
英語通訳をしてくれるハンガリー人女性と警察官がやってきました。
調書を作るということで部屋に移動。
あったことの一部始終を話していきます。
こういったことを英語で説明するのは初めてです。
以前にタイで盗難に遭った際には日本語の話せるタイの警察官と電話で最終確認をできたことに驚きましたが、ここはアジアではないのでまぁ現地の言葉じゃないだけマシってことですね。
一通り終わってから調書にサインして何か進展があればメールで連絡するとだけ言ってもらってから警察署を後にしました。
これだけの作業でもう時間は夕方。1日が終わりそう。
買い物をして宿でご飯。
ホテルっぽいけどゲスト用のキッチンスペースはあります。
といっても普通のホステルと違って料理する人が少ないのでいついってもガラガラ。
食べた後はだいたい散歩して就寝です。
もう少しブダペスト観光したいと思います。
ではまた‼️